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毎年の恒例行事は、日本でもフィリピンでも似たような感じがします。例えば日本のお正月とフィリピンのクリスマス。たいていの家庭では、就職や結婚などで遠く離れて暮らしていても、年末年始ばかりは実家に集まり、大晦日はみんなで紅白歌合戦見たり、除夜の鐘聴いたり。元日の朝には初詣。

フィリピンではクリスマス。海外出稼ぎやマニラ首都圏に住んでいる親族も、クリスマスシーズンは帰って来る。再会を祝いパーティをして、クリスマスイブにはみんなで教会のミサ。気候や食べ物は違っても、本当によく似た雰囲気です。

日本のお盆とフィリピンの万聖節・万霊節(ハロウィンの翌日、11月1日・2日)も、亡くなった家族やご先祖の霊が年に一度帰宅すると信じられる日。どちらもお墓参りの季節ですね。

しかし復活祭(イースター)とそれに先立つ聖週間だけは、日本に似たような休日がありません。時期的にはゴールデン・ウィークに近く、年によって日付が変わるイースターは、たまに4月末になったりすることもありますが、クリスマス以上に宗教行事の意味合いが強いので、雰囲気はまったく異なります。

聖週間には、イエス・キリストの十字架での死を悼み、イースターの日曜日には復活を祝う。元来クリスチャンは少数派だった日本で、クリスマスもハロウィンも宗教関係なしに立派なセールス・シーズンに仕立て上げた、性根たくましい日本のマーケッター諸氏。さすがに復活祭だけは、生半可に騒ぐわけにいかないと悟ったのか、「イースター大売り出し」みたいなことはできないらしい。

そう言えば、クリスマスソングは、たくさんのポップソングになっているのに、イースターを歌ったのは、ユーミンがまだ荒井由美だった頃の「ベルベット・イースター」ぐらいしか知りません。とてもいい歌ですが、歌詞はキリストの復活とは無関係です。

さて、今年もイースターがやってきました。
イエスさまが磔刑に処せられたとされる聖金曜日の夜には、シライ市の中心部にあるサンディエゴ大聖堂から、マリアさまやいろんな聖人をモチーフにした電飾満載の山車が、市内各所をゆっくり行進。市民はロウソクを片手にその後に続きます。去年に続いて、私たち家族も参列。



そしてイースターの日曜日。それまでFMのラジオ局まで停波して歌舞音曲を控えていたのが、満を持していたように朝から花火は上がるわ、町中に響き渡る音量でカラオケ大会は始まるわの大騒ぎ。我が家でもお昼ご飯は、聖週間はあまり食べなかった「お肉」。1キロぐらい鶏の唐揚げを作りました。毎年決まり切ったことの繰り返しですが、やはり家族みんなで恒例行事というのはいいですね。





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