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金融工学を極めると株でもっともリスクあたりのパフォーマンスが高いのはインデックス投資ということになるらしいですが私はこれは信じていません。
というのも、私はそもそも相場は「テクノロジーではない」と思っているからです。

その理由は、これまで相場をテクノロジーだと勘違いした秀才たちがLTCMやリーマンショックのような数々の経済的破滅を引き起こしてきたからです。

じゃあ相場は何なんだというと、私はアートとかスポーツに近いのではないかと思っています。

イチローが3割打てるのは、それはイチローだからでしょう。それを「イチローが3割打てる理由」をテクノロジーで解明しようとして、しかも出来たような気になっている人がいたら、相当オメデタイ人でしょう。

株の悪魔じみている点は、いいところまでは工学チックな法則も見えるっぽいところで、そのせいで研究者にあらぬ期待を持たせてしまうことです。そこで分かった気になってフルレバレッジで勝負しようとする秀才は破滅へまっしぐらです。

そう思っていれば、バフェットが驚異的なパフォーマンスを継続しているのはバフェットだから、とシンプルに考えればいいわけで悩みも一つ減りますね。無理にバフェットの一挙手一投足をウォッチする必要もなくなります。

そして自分は自由に自分が最も得意なスタイルで、この資本主義というゲームで成績を残すことをストイックに追及すればいいわけです。

さらにそれで成功しても、そのやり方は誰かに真似をされる心配もないでしょう。イチローのビデオを1000時間見たって、イチローにはなれません。



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