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3年目の一時帰国 ほんとに少子化?

一週間ちょっと、日本に帰っていました。三年ぶりの日本。日頃、もう日本に住みたくないとか、散々ほざいておりましたが、こうして観光客っぽく訪れる日本は、殊の外いい国だったりします。何が良かったかは、追々書いていくとして、まずは第一印象。

私が移住する前から、日本では少子化・高齢化が深刻な社会問題だと、テレビでもネットでも大騒ぎしてました。しかし、私の子供は離日時に小学校1年生を終えたところで、家に子供の友達が遊びに来たり、近所に小学校や幼稚園があって、ちっとも子供が少ないという感じがしません。

フィリピンに来て、道端でも子供が溢れるような状況で、さすがに日本よりは圧倒的に子供が多いと思ったものの、またこうして日本に戻ると、空港でも実家の周囲でも、当たり前に子供はいます。

今回は、十三組もの親戚や友達と会って、お宅にお邪魔したり、一緒にちょっとした観光をしたりしましたが、そのうち七組がお子さん連れ(それもほとんどが小学生以下)。生後1年ちょっとの赤ちゃんが一人、二人兄妹が二組、二人姉妹と二人兄弟が一組づつの二組、三人姉妹が二組。なんだか、ずっと子供と一緒にいたようでした。
正直、事前知識なしだったら、日本が少子化なんて嘘やろ?と思ったでしょう。

実は私、若い頃は大の子供嫌いで、電車内で赤ちゃんが泣きだしたりしたら、迷わず次の駅で降りてしまうほどの脆弱さ。ところが自分が父親になってからというもの、すっかり人変わり。さらに子供がウジャウジャのフィリピンで三年間を過ごして、いつの間にやら、子供大好きのオッさんになってしまいました。

日本で会った子供たちも、親御さんに「この子が初対面の人に、こんなに懐くなんて見たことない」と嬉しいことを言ってもらえるほど。これは、日頃たくさんの子供たちと接している方ならばお分かりのように、相手と同じ目線になって、相手を大人扱いというか、同い年の友達に話すように接するのがコツ。

関西人的にいうと、恥じらわず大胆にボケて、躊躇わず全力でツっこむこと。まず、親を笑わすぐらいの勢いでないと。

そんなこんなで、昔からの友達や、久しぶりの親戚に会うのと同じぐらい、子供たちにはパワーを分けてもらい、実に幸せな一週間を過ごすことができました。みんな次は、フィリピンにおいでな。オっちゃん、待ってるで。


日本はちょうど紫陽花が見頃の季節でした


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