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度々このブログで取り上げている、フィリピンの停電。実は、この投稿を書いている今、私たちの住むネグロス島のシライ市は、24時間以上に及ぶ停電の真っ只中です。

発生は一昨夜の未明、午前3時前。変圧機がぶっ壊れてしまったそうで、シライ市の人口密集地、市域のおおよそ半分への送電が停止しました。当然大多数の人は就寝中で、私たちも停電に気付いたのは、起床後の朝5時半。

フィリピンで「ブラウンアウト」と呼ばれる小規模停電は、よく起こります。数ヶ月ぐらい大丈夫でも、起こるとなると一週間ぐらい連日というパターン。今回も数日前から、ほとんど毎日2〜3時間、不定期の停電が頻発していたところでした。

しかし、これほど長くて広域に及ぶ「ブラックアウト」は、3年前の超大型台風ヨランダの影響で大被害が出た時以来。あの時はまる二日間も停電。それに懲りて、昨年は発電機を購入したので、多少の騒音と給油の手間さえ気にしなかれば、電気が止まっても日常生活には何も変化はありません。

その発電機、朝から晩まで運転したのは、購入後初めて。夕方頃に一度止めて給油したものの、1日での運転時間の記録ができてしまいました。今は雨季で、それほどの暑気もなく、昼間は電気がなくてもあんまり大きな問題はないのですが、冷蔵庫だけは長時間止めてしまうと、食中毒の原因になったり。また電話は繋がってもルーターが停止するので、インターネットも使えません。

今回は、本当にずっとなので、途中シャワーで給湯器を使ったり電子レンジも使いました。その度に発電機の回転数が「ぶぅ〜ん」と音を立てて上がるのが分かります。やっぱり電熱系は消費電力が大きいんですね。家内は、発電機が壊れやしないかと、心配ばかり。

さて、ここまで書いたところで、ようやく電気が復旧しました。結局30時間に及ぶ大停電。電力会社のCENECO(セネコ/ネグロス島の電力供給を管轄)のホームページによると、変圧器そのものを交換したそうです。こまめにメンテナンスせず、ぶっ壊れるまで使って、壊れてから慌てて総替えというのも、フィリピンらしい。

日本ならば、災害があったわけでもないのに、これだけ市街地で電気止めたら、電力会社の責任問題になって、損害賠償やら何やらの大騒ぎになるのは必至でしょうね。記者会見で、経営責任者がテレビカメラに向かって、一斉に頭を下げる構図が思い浮かんでしまいます。

ところが、我らがシライ市民。今朝の通勤通学の様子を見ても、普段と何も変わらず。当たり前のように1日が始まってました。なるほど、フィリピン人の忍耐強さって、こういう具合に培われているのか。


電気はなくても朝は来る
久しぶりによく晴れて涼しいシライ市



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