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モンスーンの季節 首都圏洪水

もう今日で十日間も雨天が続く、フィリピン・ネグロス島シライ市。と言っても、ずっと降り続いているのではなく、時折日が差す時間も。ところが、それに油断して傘を持たずに外出したりすると、文字通り「滝のような豪雨」に見舞われます。

ほんの数十分で止んで虹が出ることもありますが、降る時は半日以上。隣の空き地には「インスタント池」が現れました。雨季の間だけ、カエルたちのパラダイス。こうなると、昼夜を問わずゲロゲロ大合唱に。以前住んでいた大阪・茨木市内。マンションの前が田んぼで、梅雨時にはアマガエルが夜通し鳴いていたのを思い出します。



毎年この時期、七月〜八月は、インド洋方向から吹き込む南西風、いわゆるモンスーンの影響で、雨が、それも大雨が続くことが多いフィリピン。去年も一昨年も、一週間も十日も雨続きでした。おかげで一日中とても涼しく、就寝中はエアコンどころか扇風機も不要。窓閉め忘れると、風邪を引いてしまいそうです。


出典:地球の風

連日35〜40度の酷暑が続いているという日本。さぞや羨ましいと思われるでしょうが、今年が少し度が過ぎたようで、フィリピン各地で水害が報告されています。特に洪水被害が慢性的なマニラ首都圏。コンクリート壁が崩れて幼い姉妹が亡くなったり、悪天候のため、フライト・キャンセルが続出したり。身近なところでは、雨が続くと野菜の値段がてきめんに上がる。


出典:philstar

自宅では、裏庭の周囲に廻らせた竹製のフェンスの一部が、金曜日の朝にバッタリと倒壊。今年の三月に、西側の竹フェンスが倒れて修理したという投稿をアップしましたが、今回は北側。作って丸二年以上経過していて、倒れるのは時間の問題だったところを、雨がダメ押ししたようです。

先日、生活費を引き締めると書いたところなのに、また修理に二万円ぐらいの出費。マニラの洪水被害に比べれば大したことないとは言え、やっぱり痛いですね。



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