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宮崎駿作品と妖怪の働き


スタジオジブリのアニメ監督で有名な宮崎駿さんの作品について書いてみます



彼の作品には「風の谷のナウシカ」、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」、「となりのトトロ」などがあります

「風の谷のナウシカ」というのは、人間の作り出した文明世界が滅んだあとの世界で、毒に侵された菌類の作り出す腐海と呼ばれる場所に、そこを守る巨大な蟲たちが生息しています

人間たちは、そこから離れて、暮らしているのですが、腐海を焼き払って、人間世界を取り戻そうとするものもおります

主人公ナウシカは、腐海の巨大菌類が、人間の作った毒を中和し、無毒化していて、蟲たちは、その森を守っていることを知ります

この作品には、自然を破壊し毒する人間文明と、自然を守ろうとする異形のものたち(蟲)との対立がテーマとなっています

その異形の蟲たちは、実は妖怪をあらわしたものだと思います

彼の作品には同じようなテーマの作品が他にもあります

「もののけ姫」では、神とも称される、自然の山や森に棲むもののけと、山を切り開いて暮らす製鉄のタタラ集団との対立が描かれています

こちらも、もののけとは実は妖怪であり、それが自然を守る働きをして、人間社会と対立するものとして描かれます

他にも、「千と千尋の神隠し」では、様々な神々と称するものが登場しますが、それら異形のものたちは、百鬼夜行のような妖怪が実際はモデルでしょう

「となりのトトロ」の作品のトトロという異形のものも、西洋のトロールと関係があるように思われる、やはり妖怪の類と思われます

最近でも日本では、妖怪ウォッチやポケットモンスターが流行るなど、妖怪が人気となっています

妖怪は自然豊かな場所に住むため、文明社会に批判的となります

妖怪に憑りつかれたり、影響を受けることによって、環境保護や文明批判的になるものもおります

現代の反原発運動や反基地運動にも、リーダーの中には、妖怪世界と通じるような者たちがいます

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