個人的にも、ほぼ間違いなくそうなる可能性が高いと踏んでいます。
その理由は、新型ディーゼルエンジン(B47型)と車体の軽量化、そしてxDriveの存在にあると考えています。
なお、比較するのは、日本ではまだ現行(F10)の523dとなります。
エンジンについては、これまでのN47型(184PS/380Nm)からB47型(190PS/400Nm)にリプレースされるわけですが。
ご覧の通り、出力は6PS、トルクは20Nmも増しています。
このB47型ディーゼルエンジン、既にいくつかの日本モデルでも搭載されているもので、3シリーズ(F30/F31)のLCIモデルの320dにもこれが積まれております。
で、そんな320dツーリングを試乗したところ、このB47エンジンは静粛性も滑らかさもN47より数段上に感じました。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2016/10/bmw-320d-lci-4bmw.html
クリーンディーゼルを好まない方の多くはそのカラカラ音が原因のように感じていますが、このB47エンジンなら許容できる方も増えるのでは?なんて、その際思ったところです。
おそらくこれが許容できない方は、ガソリン4気筒でも許容範囲内に収まる車種は極めて限定されるように思います。
さらに、ただでさえ素晴らしく良好な燃費性能が、このB47エンジンでさらに上がっている点も特筆されます。
先述の通り3シリーズ(F30/F31)は、前期(LCI前)がN47エンジン、後期(LCI後)がB47エンジンとなっているわけですが、それによれば、JC08モードにおいて19.4km/Lから21.4km/Lに燃費性能が10%以上も向上しているわけです。
そして、そんな燃費性能を引き出すのに直結するが車体重量。
これ、新型5シリーズ(G30)の520dではかなりシェイプアップしております。
具体的には、その重量は1560kgとされており、現行の523dから
さらに言えば、
※ 間違いだらけですみませんm(_ _)m 参照するところによってバラツキが…(イイワケ
単純に考えて外郭は320d(F30)より大きいものの、その軽快感は320d(F30)レベルと言えるわけです。
ちなみに、そんなエンジンと車体の軽量化が相まって0-100km/h加速は7.5秒(8AT)と、なかなかいい感じの加速っぷりです。
少し話がそれましたが、新型5シリーズ(G30)の520dは320d(F30LCI)とほぼほぼ同じ車体重量で同じB47エンジンを積むわけですから、JC08モード燃費は20km/L以上楽々出してくることでしょう。
なお、欧州複合モード燃費は4.5l/100km、日本風に表すと22.2km/Lとなります。
それらに加えて、新型5シリーズ(G30)の520dではxDriveがラインナップされるのも、売れそうな要素として大きいと思います。
(※ 520d xDriveについて、個人的には日本に上陸する可能性が高いと踏んでいます。)
AWDに対する需要というのはそれなりにあるものの、燃費の悪化や車体価格の上昇から敬遠する方もいらしたことと思います。
しかし、このクリーンディーゼルで車体が軽くなった新型5シリーズ(G30)の520dであれば、それも心配無用の話かと。
xDriveの場合の欧州複合モード燃費は4.9l/100km(20.4km/L)と、若干悪化するものの、それでもなお高水準の低燃費性能です。
車体価格の上昇についても、通常モデルより2,500ユーロ(30~35万円)高程度ですので、それほど気になるとは思えません。
それよりも、雪道や悪路でも気兼ねなく走破でき、全天候で「安心して」駆け抜ける歓びを味わえるって考えれば、かなり良心的な価格設定ではないでしょうか。
そんな車両価格ですが、通常モデル(FR)は47,450ユーロ(570~620万円) 、xDriveは50,000ユーロ(600~650万円)と、これまたEセグメントとしてはかなり良心的な価格設定です。
というわけで、かなり注目されている新型5シリーズ(G30)の520d。
日本でもB47エンジンと車体の軽量化でかなり売れそうに思います。
また、xDriveモデルも上陸すれば、さらに売れ行きは伸びることでしょう。
※青文字箇所、ちょっと訂正しましたm(_ _)m
んでは!
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