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美貌のアクサ・レディ



今日は前回の続きで、フィリピンでの民間保険への加入についてのお話です。フィリピン人の家内が加入している、フィリピン国営の医療保険フィルヘルス。家内の扶養家族の資格で、私と息子も医療費の40%がカバーされるのは、前回書いた通り。

今年55歳の私は、今のところ目立った持病はなく、筋トレ・サイクリング・テニスが習慣で、喫煙も飲酒もしないという健康優良オヤジ。それで人生、何がオモロいんや?との言われそうですね。とは言っても決して若くもないので何かと心配になるし、年金貰えるまでまだ10年(それもどんどん目減りしそう)。しかもまだ息子が小学生。

まるでそんな私の思いを見透かしたように、家内の従弟ラルフの新妻エリアンが、最近保険会社のアクサに就職しました。中国系フィリピン人のエリアン嬢、見た目は日本人と言っても通用する顔立ちで、今年28歳。南国生まれとは思えぬ肌の白さと、なかなかの美貌の持ち主。一時はラルフと一緒にマニラで暮らしていましたが、昨年夫婦でネグロスに戻り、ラルフはフードコートでビジネスを始め、エリアンはアクサの外交員として働き始めたというわけです。


私の身近にいるフィリピン人は、家内を筆頭としてなぜかフィリピン離れしている人が多い。金銭や時間の感覚は平均的な日本人と同じだし、将来設計もしっかりしてる。私のレベルに合わせて分かりやすい英語を喋り、フレンドリーさだけは典型的フィリピン人。ラルフとエリアンもまさにこのパターンで、話していても気分がいい。

さて、そのエリアンに保険の話を聞きたいと連絡したところ、二つ返事。(まぁ商売だから当たり前か)早速その週末の午後、約束の5分前に夫婦で我が家に来てくれました。事前に具体的な話はしてなかったけれど、ちゃんと私の状況に合わせたプランを書類にして持参。

その一つをざっと説明しますと...。
癌、脳卒中、心臓病、パーキンソン病など、56種類の疾病や症状に対して、100万ペソ(約227万円)の保障。これは医師の診断書さえあれば無条件に現金で支払われ、どう使うかは加入者の自由。気になる掛け金は、月々7,484ペソ(約1万7,000円)で、1年分一括払いだと、1か月分が割引。これを55歳から65歳までの10年支払って、満期になるというもの。疾病だけでなく、死亡・失明・手足の切断などにも全額保障され、健康に80歳まで生きれば、支払った金額よりも高い配当金が出ます。

用意してくれた書類は全文英語。しかしちゃんとPDFの用意もあって、グーグル翻訳を使いながら日本語で理解。それにアクサ社員のエリアンだけでなく、ラルフも内容を熟知。二人して、とても分かりやすく痒いところに手が届く説明をしてくれました。

これで契約となると、日本の保険会社ならば健康診断書が必須なんでしょうけど、フィリピンの慣習なのか、アクサだけなのか、外交員の判断で省略できるそうです。私の場合は、書類にサインするだけでOKとのこと。

最近の保険事情はすっかり疎くて、これが日本国内の保険と比べての良し悪しは判断できませんが、我が家の状況を考えると、決して安いとは言えないものの、妥当な線だという気がします。もうしばらく考えて、次の週末には返事をしましょう。

なんだか今日は、アクサの提灯持ちのような投稿になってしまいました。


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