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【マイF30dM忘備録】ドアロックアクチュエーターの互換性

前回、いっぺんに2箇所も交換したドアロックアクチュエーター。
https://japantoday2.blogspot.com/2018/09/f30dm-diy.html

原因究明のため分解して中身を見てみようかな~なんて眺めていたら、前後は同じ形、左右は対称になっているだけということに気が付きました。

もちろん運転席側にはキーロックシリンダーの差込穴があったり、リア側にはチャイルドロック機能があったりするわけですが、基本構成はまったく同じなんですよね。
ということは、フロントとリアの流用ができそうです。

そんなわけで、その互換性をまとめてみようと思います。



まずもって、その前に。
このドアロックアクチュエーターの分解を考えていましたが、かなり難しそうな気がします。

というのも、カバーとなっている金属の部分がリベット留めされているんですよね。
上の画像で1箇所、下の画像で2箇所、リベットがありますね。
以前は六角レンチで開けられるようになっていたようですが、現在のそれはこのようにリベット留めになっています。
おそらくドアロックアクチュエーターの故障の原因は、内部のギアが経年劣化か何かで歯が欠けたか変形していると思われ、それ用のパーツであれば数百円で直せそうなことが分かったものの、そもそも開けるのが難儀な(開けさせないようになっている?)この状況。

鉄鋼用の錐でリベットを割ってみようかと思いましたが、復旧できる自信がなかったのでとりあえずサスペンドにしています。
どうせ壊れている部品なので思い切ってやってもいいのですが、うまくやって復旧できるのであればまた来るかもしれない故障に備えてストックできるので、それで迷っているんですよね。
最終的には面倒臭くなって、廃棄するかもしれませんがw


さてさて、閑話休題といったところで。
本題に入りましょう。

冒頭に記載の通り、左右は対の形状なので流用はできませんが、前後に関しては流用できる場合があります。
まずは、写真からそれを確認しましょう。

まず、リアにあってフロントにないもの。
それは、チャイルドロック。
裏を返せば、これだけの違いでしかありません。
なので、フロント用のドアロックアクチュエーターを車両リア側に使う場合にはチャイルドロック機能を諦めれば流用可能ですし、リア用のパーツをフロントに使う場合にはチャイルドロック用のトグルを切断すれば流用できるということになります。


続いて、運転席のみにあるもの。
それは、キーロックシリンダー用の差込口。
当然ながら、RHD(右ハンドル)とLHD(左ハンドル)とで変わってきますが、RHDを前提に話をします。
で、これが結構重要というか互換性をそぐ要因なのですが、フロント右用のドアロックアクチュエーターはリア右ドアに流用可能なものの(ただしチャイルドロック機能は諦める必要あり)、リア右ドア用のドアはフロント右のドアに使用できないということになります。


そんなこんなをまとめたのが、こちら。
縦軸がドアロックアクチュエーター、横軸が取り付けるドアです。
◎は完全互換(当たり前か)、〇は互換性あり、△は互換性あるが機能を一部喪失する、といった凡例になります。

ちなみに各々の品番は、以下の通りです。
  • フロント右(RHD運転席)・・・51217229462 (互 51217202144)
  • フロント左(RHD助手席)・・・51217229457 (互 51217202145)
  • リア右・・・51217229460 (互 51227202148 他)
  • リア左・・・51217229459 (互 51217202147 他)
※マッチングの正確性は保証しかねます。

おそらくまた壊れるであろうドアロックアクチュエーター、このようにまとめておくことでリビルト品を調達しやすくなります。
LHD用は国内では流通はほとんどありませんが、海外から仕入れるのに役立ちます。


といった感じの、自分用忘備録でした。
あくまで私自身の忘備録を公開しているだけなので、参考にされる方は自己責任でお願い致します。

んでは!

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