過去に何回かに分けて書いていた記事の続きです。
指標は明らかに割安なのに、なぜか誰も買わない株があります。
なぜみんな買わないのか・・・その「ワケ」を考えるてみる5回目です。
最終回の今回は必要悪企業(←勝手に命名)。
以前にも書いたのですが、そもそも株式会社とはより良い未来を高速に実現するために適した仕組みでしたので、すべての継続している株式会社は社会的に存在意義があり、世間から求められる仕事をしているはずです。(そうでないと継続できない)
ましてや上場企業は公開時にその辺を厳しく審査されているはずなので、上場企業ならまず間違いなく(少なくとも上場時では)社会的に存在意義がある仕事をしていると認められた会社であるといえます。
しかし中には確かに存在意義はあるんだけど、この会社が発展するのってどうよ?と思うような会社もあります。
代表的なのは、消費者金融・葬式屋・パチンコ関係などです。
例えば葬式屋・・・業績アップって人がどんどん死んでる訳で、それっていいんか?と思うし、
消費者金融って貧乏+無知な人が増えてサラ金に行く人がどんどん増えないと儲からないし、
パチンコなんて、仕事する気なくてヒマを持て余してる人間のヒマつぶしを手伝ってるだけだし(←1ヶ月で360時間入り浸った経験を持つこの私が断言します!)
これらの会社の業績アップって果たして良いことなのか・・・?
かといって、そんな会社でも無くなったら困る人もいるわけで、そのような仕事にもちゃんと社会のニーズはある。
でも、そんなグレーな感じの会社の株を見ますと例え業績がよくても何故か買われないのです。その結果、割安に放置されることが多いです。
考えられる理由としては、あんまりこういう会社が派手に儲かってしまうと規制がかかるリスク等がありますが決定的な理由とはいえません。
株式市場は生き馬の目を抜く世界ですけど、市場にも良心があるんでしょうか。
例えばついこの前の8564武富士なんて、市場全体の弱気も手伝って、なんとあのバフェットも研究したほど超割安になりました(もちろん、バフェットはやはり買いませんでした)
こんな感じでこの事業が発展して果たしていいのか?と、疑問に思うような仕事をしている会社は持ってても上がらないので、自分は手を出さないようにしています。
今回で最後なので全体的にまとめとくと、そもそも株を選ぶのに割安な株を見つけてその中から選ぶ、というのはイケてない選び方だと最近非常に思ってます。
最近思うのは、自分がその仕事したい!と思うほど美味しいビジネスを既にしている会社(ただし、そういう会社はいつも割高)が、なんかの拍子に安くなったら買う、という方がずっといいと思っています。
そういう会社は安くなってもせいぜいPERで18倍とかですけど、それで買っていいんです。
試しに参加してみた(´ー`)。このブログは何位かな?
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