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先日、工作機械メーカー勤務の知人と話してました。

その人の会社は中小メーカーながらも、非常にニッチな分野で世界ーの性能とシェアを持ち、創業以来数十年間一度も赤字を出したことのないという、なにげにすごい会社です(日本にはこういう会社って多いですよね)

で、工作機械なんていかにも景気の影響をモロに受けそうな業種だし、今は相当きついのではと思い会社の景気について聞いてみました。

すると、やっぱり急に景気が悪くなって来てて、今は残業禁止で毎日5時半に全員帰宅してるらしいです(←超うらやましいぞ!)

そりゃあ米国がアレじゃそうだよね・・・と思い
「やっぱアメリカからの注文とかパッタリ?」
と聞いてみたら、何と「別に減ってない」と。
あれ?と思ってじゃあ中国とかロシアとかの新興国?と聞いてみたら、そこも特に変わらず新規受注も来てるって・・・。

じゃあ全然景気悪く無いじゃん!?と言ったら不景気の原因は何と「日本」らしいです。特に名古屋が悲惨とのこと。

現場の実体が指標として出てくるのは2~3ヶ月くらい後だと思うけど、もしこの話が産業界全体で共通なら、今の市場のコンセンサスとはまったく違うような気が。

今は、世界の巨大市場だった米国の消費が腰折れたせいでそこに依存してた日本や新興国が致命的なダメージを受け世界的な大不況に・・・というのがコンセンサスだと思うけど、それとはずいぶん違う話だぞ・・・。

まぁマクロ経済なんて良くなるにしても悪くなるにしても、いつも変化は大多数が予想していない展開になるものですけどね。
��だからみんな損するんだけど(TДT))

来年、再来年はいったいどうなってるんだろう(?_?)。コレを見ずには死ねん(笑)
経済も現実も、まるで無限に急展開が続く終わりの無い、質の高いドラマみたいです。

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