先日のFOMCでついに米国のFFレートが0%に!
こんなことが自分の寿命の尽きるうちにくるとは思わなんだ。
それはさておき、これを見て激しく気になったのが、香港ドルとか中東とかのドルペッグ制をとった通貨の今後。
ドルペッグ制の国は、ドルに対する金利調整でその制度の維持運用を行っていると聞いたことがある。
つまり、自国の通貨が買われすぎたらドルより自国通貨の金利が下がり、売られすぎたら金利が上がる。
ペッグ制ではレートによる価格変動リスクがほぼないので、純粋に金利が高ければ自国通貨に対する需要が増え、低ければ減るので、金利差によって通貨の出入りを調整できる。
こうしてドルに対しての自国通貨の出入りがなるべくバランスするようにする。
しかし、今のようにドル金利が0%の状態で、もし自国通貨の需要が一方的に増えてしまったらどうなるか?
金融当局は、ドルより金利を下げて対応することができず、ペッグ維持にはドル買いするしかない?そんなのいつまでも続くとは思えないし・・・。結局切り上げを繰り返したのち変動相場へ向かうのか?
ともかく、ドルペッグ制通貨のドルペッグを前提にしたテクニカルな為替取引はやめといた方が無難かも・・・
突然梯子はずされたら即樹海(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
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