プリウスが売れに売れて、新車販売一位になったとのこと。
自分も少し前に試乗して、どう考えても205万円はお買い得と思ったので、これは納得。
でもこの値段・・・トヨタがプリウスの価格を205万円と発表した時、ホンダの社長が ”一体、採算性はどうなっているのか!?” と言ってたのを覚えています。
ホンダの社長が皆の前でふて腐れるのはポジトークもあると思うれど、それにしても想定外の安さだったと思われる。
しかし不可能を可能にするのが開発。それに皆が不可能だと思っていたこと誰かが実現すると、一般的にその後次々に実現する人が現れます。
例えば100年解けなかった難問を誰かが解くと、途端にさまざまな別の解法が発見されたり、スポーツの新記録も一度誰か破ると次々に達成者が出たりです。
人類は誰もが出来ないと思ってたことを、できると思い込んだ偉大なるキチガイ達が実現させたことによって発展してきたのだ。
なので、この205万円という価格もトヨタにとっては十分利益が取れるという自信が既にあり、価格発表時に驚いてた他のメーカーも、今後は何だかんだ言いながらやっていける価格なのかもしれない。
・・・と、通常時であれば思うのだけど、一つ心配なのがこのプライスが昨今の経済的異常事態の最中に決まったこと。
まさかとは思うけど、将来のコストダウンを見込んで、現時点では無理な値付けだったなら、ちょっとおかしな事になるかもしれない。
トヨタがプリウスを205万円で売ったら、他メーカーが同等のクルマにこれ以上の価格をつけるのは難しい。
すると、大昔、手塚治虫が自分の作品をアニメ化したいばっかりに不当に安い値段で引き受けてしまい、後続の人たちが”手塚先生より高い金はとれない”というわけで不当に安い制作費が常態化し、業界が地獄化したようなことになったりして・・・。
まさかね・・・超円高や石油ショックを乗り越えてきたトヨタにそれは無いと信じたい。
まあ消費者としては安いことは万々歳なので、ちょうどクルマの買い替えの時期の人は、ツイてましたね。買うなら今だ!(^^;)
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