霧が出て春採湖の湖面が見えなくなった。
庭に出ると、昨日植えたばかりのツツジが、いくつか花を開いていた。
根づいてくれたかどうかは判らないが、ちょっと嬉しい。
きょうは庭に除草剤を撒く。
こうした毒物を使うのは本当は厭なのだが、手で苅るのは大変すぎる。
この家を建てた当初、頑固に除草剤を使わなかったので、
じきに手が付けられないことになったという苦い経験がある。
タンポポは好きなので、できるだけかからないように散布してやる。
洗濯をすませてから、羅臼行のバスに乗る。
(妻が電話で「あなたは釧路にいるとよく働くね」と皮肉を言う。)
明日からちょうど一年ぶりで羅臼の海に潜る予定だ。
パソコンと着替え、
本を二冊(ドン・ウィンズロウ「サトリ」上下)ショルダーに詰め込む。
本は羅臼にいるあいだに読み了えてしまうつもりだ。
重い水中撮影用の機材一式を持ったうえに、
「上善如水」純米吟醸の一升瓶を一本抱えた。
泊まる民宿「旅の途中」は酒の持ち込みが自由なので、
旨い羅臼の魚介類を肴に三日で空けるつもりである。
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