酢牡蠣、牡蠣の刺身、牡蠣フライ、牡蠣の味噌汁、焼き牡蠣・・・
水温が下がるにつれて身入りが良くなり、これからますます美味しくなる冬の味覚、広島産の牡蠣。スーパーの牡蠣とは一味違う匠の牡蠣を写真を中心にレポートしてみた。
牡蠣を購入したお店:匠の牡蠣(マルツ水産) 「生産者直送 宮島さん黄金の一粒かき」
牡蠣の産地:広島県廿日市市(宮島)
広島牡蠣の通販、配送先変更の対応
配達指定した時間通りに届いた匠の牡蠣。注文後、こちらの都合により配送先の変更をお願いしたが、迅速・丁寧な対応を頂き好感度アップ。オペレーションの良い牡蠣屋に外れはない。
選別こだわり!牡蠣の剥き身1kg(3,450円)
牡蠣の通販は会社によって品質にばらつきがあり、初めて購入する時はドキドキする。
12月の牡蠣にしては中々の身入り
高級感のある化粧箱を開けると美味しそうな裸の牡蠣が眠っていた。
広島の牡蠣、冬ならいつ食べても同じように思われるかも知れないが、一般的に12月の牡蠣の身入りは5~7分。海水温が下がる2月以降になると8~10分入りになる。
牡蠣は大きく、厚みがあり、はっきりとした白色の個体が美味しい。元魚屋は3月に水揚げされた広島県廿日市市、地御前産の加熱用牡蠣が一番好きだ。
ファミリーパック(活き)一粒殻付き牡蠣Mサイズ(2,980円)
続いて殻付き牡蠣を開封。
こちらは今回お手頃価格のファミリーパックを注文した。中にはMサイズ(iPhone4s程度の大きさ)の牡蠣が40個。焼き牡蠣には目が無いが、前述の理由で12月の牡蠣は身入りに若干の不安があり、先ずはファミリーパックで様子を見ることにした。
当然だが、グルメレポートの結果次第では2月以降にもう一度注文させて頂く。
ファミリーパックとはいえ、贈答用の牡蠣と遜色はなく、きれいに洗浄された牡蠣が入っていた。
牡蠣の満点栄養素、タウリン、グリコーゲン、18種類のアミノ酸
牡蠣に同封されていた商品説明とパンフレット。この手の資料、何となく読んでしまうのは自分だけ?
テンションが上がってきた。
ブロガーのジレンマ
記念撮影をしてさっそく調理開始。
ブロガーあるある、やたらと多い写真撮影に対する周囲の白い目と、熱々の一番美味しい瞬間を逃してしまう撮影作業。
この2つの問題は自分がキッチンに立ち、撮影しながら(飲んで)食べる事で解消している。
広島産、牡蠣の秘めたる力
男の牡蠣料理。
殻付き牡蠣は焼くだけなので楽勝だ。辛口の白ワインとテフロンの剥げたフライパンを用意したらゲストに出すタイミングを計るだけ。
今日はむき身の牡蠣を使った料理が中心となるため、先ずは塩で軽く汚れを流す。
広島産、匠の牡蠣の秘めたる力。
業務経験3年以上の魚屋だけが持つスカウターでは、戦闘能力5,000以上を示していた。
牡蠣フライ、と牡蠣の味噌汁
やはり牡蠣フライは強い。
牡蠣が苦手な人や幼児でも熱々、外はカリカリの牡蠣フライならペロリと平らげる。匠の牡蠣の牡蠣フライ、もちろん旨い。子供たちがいくらでも食べるため、揚げもの作業に忙殺されレポートに至らず。
違いの分かるうちのチビたちには高評価を得たようだ。
殻付きの焼き牡蠣は鮮度抜群、コクは少なめ
今シーズン初の焼き牡蠣。
うめぇえええ・・・
表現を間違えた。
12月27日に水揚げされ、12月28日に届いたファミリーパック(活き)一粒殻付き牡蠣Mサイズ(2,980円)
焼き牡蠣にしてミディアムレアから牡蠣が苦手なゲスト用にヴェリー・ウェルダンまで焼き加減を変えて食した感想は、新鮮な牡蠣だけが持つ抜群の歯ごたえと後味の良さが際立った。おすすめは出来ないが、レアで食べても生臭みなどは皆無。鮮度の良さを感じた半面、グリコーゲンや舌の奥で感じるアミノ酸、牡蠣特有のコクは若干少なめ。これは12月の牡蠣なのでやむを得ない。
焼き牡蠣にしてミディアムレアから牡蠣が苦手なゲスト用にヴェリー・ウェルダンまで焼き加減を変えて食した感想は、新鮮な牡蠣だけが持つ抜群の歯ごたえと後味の良さが際立った。おすすめは出来ないが、レアで食べても生臭みなどは皆無。鮮度の良さを感じた半面、グリコーゲンや舌の奥で感じるアミノ酸、牡蠣特有のコクは若干少なめ。これは12月の牡蠣なのでやむを得ない。
コック兼、運転手の為、白ワインが飲めないのはとてつもなく辛い。焼き上がった牡蠣を無意味にアップで撮影し、気持ちを強く持つ。
見せましょう、広島の底力を
年末グルメレポート、広島産牡蠣のレポートもそろそろ終盤。
匠の牡蠣、陳腐なコメントが不要なのはこの写真が物語っているだろう。
旨い。
12月というハンデを感じさせないほどとにかく旨い。
ではどうやって食べたらその旨さを一番感じられるのかというと、酢牡蠣や牡蠣の刺身、、やはり生が一番美味しかった。
※匠の牡蠣の「選別こだわり!牡蠣の剥き身1kg(3,450円)」は加熱用として販売されている。生食されたい方は他社で”生食用”として販売されている牡蠣を購入して欲しい。なお、匠の牡蠣のWebサイトで説明されている通り、生食用として販売されている牡蠣でも保存状態、食べ合わせ、雑菌の量、体調次第であたってしまうことはある。保健所が生食を禁止にしないのは、一大産業となった牡蠣の生食文化への配慮があるのかも知れない。
以下、匠の牡蠣、Webサイトより引用
引用、ここまで「匠の牡蠣(マルツ水産)では2012年度は11月7日よりすべて生食用の許可をとっており、商品すべて生食用と同じ工程を経ておりますが、体調や食べ合わせにより腹痛をおこすケースがごくまれにございますのですべての商品を加熱用として出荷させていただきます。」
見せましょう、マルツ水産 匠の牡蠣の底力を
飲めない辛さと一年ぶりの牡蠣の刺激で途中の牡蠣料理の撮影を失念してしまったが、牡蠣の刺身は忘れなかった。秘めた実力の半分も出してないだろうと思われる、広島産、匠の牡蠣。2013年を締めくくるにふさわしい実力の持ち主。
2月にもう一度注文させて頂こう。
匠の牡蠣、マルツ水産の牡蠣はこちらから。
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