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大三島の道の駅、多々羅しまなみ公園について魚屋目線でモノ申す!

大三島観光で昼食をいただこうと立ち寄った道の駅、多々羅しまなみ公園。

ネットで見た情報では、マハタ料理や水槽で泳ぐ鯛やヒラメ。しまなみ海道の道の駅ということで、新鮮で美味しい魚が安く食べれるのでは、、、と期待して行くのが普通ですが、元魚屋である2児のパパは全く期待せず行きました。結果は・・・




大三島の道の駅、多々羅しまなみ公園


道の駅御島、大三島藤公園、伯方の塩大三島工場、大山祇神社と大三島をフルコースで楽しんだ後に立ち寄った道の駅、多々羅しまなみ公園。到着した時点で13時を過ぎていましたが、みかんの試食で子供たちの空腹度は70%程度。まずは多々羅しまなみ公園を一回りし見ることにしました。


道の駅によってかんきつ類の値段が違う?


多々羅しまなみ公園の農産物直売コーナーでも主役はやっぱりかんきつ類。道の駅御島に比べると若干高かったような気がしたのは気のせいでしょうか。


サメの干物


塩干物の対面販売ではサメの干物が販売されていました。

”超”饒舌な売り子の声に誘われるようにサメに群がる子供たち。サメ肌を触った後はサメの干物の試食を楽しんでいました。意外な事に、このサメの干物、激ウマです。


道の駅、多々羅しまなみ公園のお土産


続いて建物の中へ。

お土産コーナーはなかなか充実しており、品ぞろえは道の駅御島と比較になりません。



魚が泳ぐ水槽の意義


中にはマハタやヒラメ、鯛などが泳ぐ水槽が設置されています。

でも、、、2児のパパは知っています。

この手の水槽がある食事所で新鮮な魚が安く食べられることはまれであることを・・・


こんなに海が近い所で料理のために水槽を設置する意味はありませんし、安く魚を提供するのであればコストのかかる水槽の設置は止めてその分料理の値段を下げた方がお客さんは喜びます。

今回、大三島の道の駅、多々羅しまなみ公園に立ち寄った目的はミニ水槽で泳ぐ魚を見てプチ水族館気分を味わうことでしたが、ガラスの汚れた水槽に水族館気分は30秒で終了・・・

何のために水槽を設置したのか、物だけ作って魂が入ってないお手本のような水槽でした。毎日モップで30秒ゴシゴシするだけでピカピカになるのに、残念ですね。


マハタ料理とレストラン


多々羅しまなみ公園が力を入れている幻の高級魚、マハタ料理を始め、レストランの料理は平均単価2,000円超と、気軽に食べるには気が重いお値段。2,000円の価値があれば話は別ですが、正直、どこでも食べられる定食メニューに感じました。



道の駅、多々羅しまなみ公園とお食事処大漁の戦略の違い


ロケーションで勝る多々羅しまなみ公園に比べ、奥まった位置にある大三島の人気お魚料理店、お食事処大漁。大漁の強みはお得感山盛りの380円の海鮮丼です。

元魚屋がだけが持つ、原価と産地がもれなく数値化されて見えるスカウターを使うと380円という値段に驚きもしないのですが、海鮮丼が380円という戦略的な価格設定と、しまなみ海道に浮かぶ島という何となく魚が美味しく思えるイメージから、常に行列の絶えない人気店になっています。道の駅、多々羅しまなみ公園とは対照的ですね。



せっかくこんないい所にあるのにもったいねぇ・・・



せっかく恵まれたロケーションなのに、イマイチな定食料理がならぶ大三島の道の駅、多々羅しまなみ公園の感想でした。

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