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日本の空を見る。 第三弾 JAL


こんばんは。大分、暑くなってきましたね。部屋の窓は、部屋にいようがいまいが、常に開けっ放しです。何せ部屋にエアコンがないもんで。(私は今、妹と住んでいます。リビングにエアコンはありますが、各部屋にはありません。不平等にならないよう、エアコンは使用しない条約を結んでいます。)

 日本の空を見る。の第二弾までで、日本の主要2空港の財務を中心に見てきました。今回から航空会社です。まずはJAL。2010年に会社更正法を適用して、一度上場を廃止したJAL。現在はどうなのか少し見てみましょう。


まずは概要です。日本航空株式会社(Japan Airlines Co., Ltd.)は1951年8月1日設立しました。資本金および資本準備金は355,845百万円。東証一部に上場しています。従業員はJAL単体で約1.1万人。連結従業員は約3.1万人です。子会社90社に関連会社60社とかなり大きなグループです。事業としては以下になります。

今回もいつも通り画像は会社HPから拝借しています。
航空事業ではジェットスターが傘下にあります。JALカードなど金融事業も有名ですよね。


P/L簡易版です。%は前期比です。営業、経常利益共に増加しています。しかし26年期は25年期と比べ、下落しているので大幅に良くなったとは言い難いですね。では為替とP/Lを比較してみましょう。

ドル円の月足チャートです。平成24年4月から。

これは24年4月から27年3月までのドル円の月足チャートです。24年3月では1ドル84円でした。それが1年間で1ドル100円程度まで円安になっています。その後の26年3月までの1年間は95円〜105円の範囲で波があります。外国人旅行客や貨物収入の増減に為替は影響しますので、25年期決算は大幅な円安が続き収益共に増加したものの、26年期決算の時には明らかな円安トレンドではないことから、利益が減少したのではないかと思われます。しかし25年期の決算を見てないので断定はできないです。なぜなら26年期では売上は増加しており、何か特別な要因で経費等がかかり、利益が減少したとも考えられます。ただこのブログでは文量を長くしたくないのと、私自身がめんどくさがりのためこの程度の予測にさせて下さい。あと、ドル円とP/Lの比較をしましたが、JALは世界各国に運行便があり、この比較だけでは予想は不十分すぎることを付け加えます。気になる方は調べると面白いかもしれません。


上の表はB/Sの簡易版です。現預金は減少していますが、有利子負債(借入など)の減少幅の方が大きいですね。負債が減少し、P/L簡易版で見たように利益を獲得していますので、自己資本比率(純資産/負債+純資産)は高まっています。純資産とは資本金や利益剰余金等を合計したものです。B/Sを見たことがある人は分かるでしょうが、右下にあるのが純資産です。
ちなみに上場廃止する前の2008年には自己資本比率24%程度でした。その時に比べると、かなり安定した財務になっています。

 
 今回はB/Sにも簡単ですが触れました。B/S、P/L、CF計算書の3つが決算書の柱になります。この3つを中心にその他外的要因の資料(今回なら為替)を見つつ、将来の経営ビジョンを定めていかなければなりません。また決算書はあくまで全部の数字が集まったものです。この決算書を通して現場の仕事まで見える、考えることができれば、それは素晴らしい経営者でしょうね。

 もう少し暇つぶし…
会社経営が立ち行かなくなった際によくニュースでも聞く、会社更正法と民事再生法。
この二つの違いをご存知でしょうか。

会社更正法→比較的規模の大きな会社の再建をする際の手続き。裁判所が選任した管財人
      しか再建業務を実施できない。つまり会社の経営陣は再建に関われない。

民事再生法→会社主導の再建。経営陣が残ったまま再建を行う場合もある。

簡単に言うとこんな感じです。覚えていて損はないと思います。

JALのIR情報 http://www.jal.com/ja/investor/

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