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鬼に金棒?BoschがHEREへの出資を検討しているんだって

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世界を席巻する可能性を秘めている、高精度3Dマッピング・コンソーシアム「HERE」。
以前の記事でアマゾンやらMSやらコンチやら出資の可能性があると書きましたが、今度は大本命ボッシュにも出資検討の記事が出てきました。

ボッシュと言えば、ドイツ車メーカーのサプライヤーとしてがっっっつりと様々なものを握っているわけですが。
その中でもとりわけ、レーダー関連装備のそれは特に強いわけでして。
一説によれば、ボッシュがこの辺りの特許を独占に近い状態で保有しているがため、ボッシュの供給先以外のメーカーが先進運転支援システムを装備しようとするのに大きな障壁となっているとかいないとかのようです。

で、そんなレーダー関連特許満載のボッシュですが。

自動運転に当たっては、当然ながら高精度3Dマッピングやクラウド通信機能だけではダメなわけで。
自車の周囲の状況を的確かつ緻密に判別できなければなりません。
で、そのために必要なのがカメラとレーダー装置なわけなんです。

カメラはどういうわけか特許がバラけている感がありますが(おそらく画像処理のアルゴリズムのみがその対象だから?)、レーダー装置はボッシュがそれを握っている以上ボッシュが絡まないといけないようです。

そんなこんなで、BoschがHEREに出資したら鬼に金棒では?って思った次第です。


それはさておき、HEREは日本市場をどう考えているんでしょうかね?
ZENRIN辺りに何か働きかけでもしてくるんでしょうか。

もしもHEREが日本版3Dマッピングにも手を伸ばしてくれれば、輸入車のナビをいちいち国内メーカーがゼロから作る無駄なコストを圧縮できる可能性があるわけで。
その開発コストは完全にゼロにはできないまでも、現在のそれよりも有利になりそうな気がします。

なんだか日進月歩ですね。


んでは!








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