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馬鹿々々しいほど流行っている、PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)。もうネットでも関連記事はいくらでもあるので、知らないという人も少ないでしょうけど、もし見たことがない人は、「PPAP」で検索してみてください。


さすがネット上での流行りなので、あっという間に世界中で話題になり、日本だけでなく、パロディやリミックスなどの二次創作物が大量に作られています。特にフィリピン人は、この手のシンプルなネタが大好き。暇な人は「PPAP Philippines」で探すと、さらにいろいろ出てきますよ。もうPPAPフィリピノ・パロディというカテゴリーが、できているらしい。

元々、フィリピンでは日本のコンテンツに関心が高く、このブログでも何度か取り上げたように、意外な日本の曲が、タガログ語でカバーされて大ヒットしたりしています。古いところでは、藤圭子の「夢は夜ひらく」とか、比較的最近のものだとゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」、サザン・オールスターズの「真夏の果実」など。

アニメやコミックでは、スタジオ・ジブリの一連の作品は言うに及ばず、「ワンピース」「ナルト」「デス・ノート」のマニアックなファンも多い。家内が子供の頃には「ボルテスⅤ」が人気だったんだそうです。

ところで、今回のPPAPが目新しいのは、日本の中学生レベルとは言え、英語のコンテンツだというところ。日本人のパフォーマンスだとちゃんと分かった上で、オリジナルを直接見て面白がっている。そして、フィリピンでの普及率がとても高い、フェイスブックでも拡散したので、一部の「日本通」だけでなく、子供から年寄りまで知っている。我が家のメイドのネルジーですら、私がモノマネをすると笑い出すぐらい。

よほどフィリピン人の笑いのツボを押したんでしょうね。英語やタガログ語のものだけでなく、なんとビサヤ語版のパロディまで登場しました。家内と息子は、それを見てゲラゲラ笑ってます。日本語の字幕が付いていて、一応意味は私にも理解できるけれど、ベタすぎて、さほど面白いとは思いませんが...。






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