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静かな大晦日は来るか?

クリスマスにフィリピン・ルソン島を横断した、26号台風ニーナ(フィリピン名)は、南シナ海に抜けました。マニラ首都圏の被害は、それほどでもなかったようですが、ルソン南部のビコール地方では、洪水などによって4名の犠牲者が。また、マニラ発着の航空便にもキャンセルが相次ぎ、足止めを食らってしまった人が多数出ている模様。

ここネグロス島シライ市では、事前の予想よりやや台風がゆっくりだったからでしょうか。クリスマスイブの24日は、昼間にいつもの夕立ちはあったものの、夜のミサの時間帯は晴れて、星がよく見えました。教会の庭にはテントが張られ、チャペルの外でミサに与る人も、雨に濡れないよう配慮。幸いそれも無用のことに。


クリスマスミサのために飾り付けられた
自宅最寄りチャペルの祭壇

それでもさすがに台風の影響のせいか、朝から曇りがちのクリスマス当日。時折パラパラと小雨程度で、本降りにはならず。いよいよ本格的に、町中から花火や爆竹の音が聴こえて来ました。フィリピンのクリスマス・お正月には、爆竹が付き物。相変わらず決まり事のように、テレビからは火事発生のニュースが。

もう半分ぐらいは、フィリピン人化している私の頭の中。いつもはフィリピン人の悪口を聞くとムカっ腹を立てるけれど、爆竹に関してだけは、お世辞にもフィリピンの人達は利口とは言い難いと思ってしまいます。

本当に毎年毎年、この時期には爆竹が原因の火事や事故が多発。ニュース映像は、何年も前から使いまわしているのかと思うほど。必ず焼け出された人、それも決まっておばあさんがインタビューされて、言うことも同じ。「クリスマス(or お正月)なのに、住む家が無くなってしまいました。これから私たちは、どうしたらいいんでしょう。(号泣)」

お気の毒だとは思いますが、いい加減に学習してくれよ、と言いたくなります。こちらの爆竹は、日本で売ってるような可愛らしいものばかりではなく、ちょっとした爆弾並みのものも出回っている。音が大きければ大きいほど、魔除けのご利益があるということらしい。

そんなものを、建て込んだ町中や人通りの多い路地で爆発させれば、子供にだって危ないと分かりそうなものなのに。指や腕を失くしてしまうような事故も多いし、今年(2016年)初めには、マニラで3000もの人が家を失う火事がありました。

そして、花火・爆竹禁止を公約に掲げたドゥテルテ大統領が当選。
マニラ首都圏やその近郊では、例年に比べると静かになったんでしょうか? まぁ台風騒ぎでそれどころではなかったのかも知れません。マニラから遠く離れた、ここネグロス島では、そんなお達しもどこ吹く風。昨夜などは、隣家の庭で花火が打ち上げられるし、まだ散発的とは言え、いつも通りのドンパチ騒ぎ。少なくともこの年末は、変わらぬ轟音で、大晦日を迎えることになりそうなネグロス島です。


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