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前回の投稿から1週間以上も間が空いてしまいました。去る11月13日夜(現地時間)に起こった無差別テロの報道に接してから、どうにもブログを更新する気力が湧かず、結果として放置状態になってしまいました。

いつも何本分かのネタは用意しているのですが、こういう時におチャラけた内容の文章を書く気にはならず、かと言ってあまりシリアスなものを考える集中力もなく...。ブログ再開は、何もなかったようにテロと無関係な投稿にしようかとも思ったものの、やはり区切りをつける意味で、私的なパリの思い出について記します。

私が初めて海外旅行したのは30年前のバブル真っ只中。ヨーロッパ4か国の展示会視察の出張でした。今がフィリピン在住なので、最近知り合いになった人には意外に思われることが多いですが、ロンドン・パリ・ミラノ・ハンブルグを約10日間かけて廻ったのが最初の外国。大学では第二外国語でフランス語を選択。(ほぼ完全に忘れましたけど)

それ以降、仕事ばかりで数年おきにパリを訪問し、一番最後が5年前の2010年5月。電気製品のメーカー勤務だったので、合計4回も行ったのに有名な観光地にはほとんど縁がなく、電気店とオフィスばかり。今にして思えば残念なことをしましたね。

それでも、現地スタッフと一緒に仕事ができたのは、楽しい思い出です。今回のテロの第一報を見た時も、最初に頭をよぎったのは彼らの顔。何人かいる知り合いの中でも特に印象に残っているのは二人の女性で、なぜか両方フランス人ではありません。

一人は現地法人の社員さんで、生まれはボスニア。戦火の中で子供時代を過ごしたらしく、あまり詳しい話は聞けませんでしたが、尋常ではない苦労をされたようです。私の退職後は連絡先が分からず、一体どうしていることでしょう。無事を祈らずにはいられません。

もう一人はかつての同僚で、旧東ドイツのドレスデン出身。フランス人男性と結婚されてパリ在住。つい最近、めでたく赤ちゃんが生まれました。こちらはテロ数日後に家族全員元気との知らせがあり、ほっとしました。

日本に住んでいる時は、テロなど遠い外国の話だと何の根拠もなく思い込んでいましたが、地下鉄サリン事件ほど組織だった犯罪ではなくても、ここ最近は無差別殺人が起こっていますね。私が住むフィリピンは、爆弾テロや外国人を標的にした殺人・誘拐事件が頻発している国なので、ことさらテロが他人事ではありません。


テロの翌朝、フィリピンのカトリック教会でも
犠牲者のための祈りが捧げられました。



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